タグ:ひとりごと ( 9 ) タグの人気記事

e0201486_22244848.jpg
e0201486_22332236.jpg3年前の春も遅い春で、帰宅困難者となった夫を車で迎えに行った時、寒さに震えて肩をすぼめながら沿道を歩く人の波を渋滞した路上から眺めていたことを思い出します。
被災地ではその後冷たい雨や雪も降り、体育館や学校の教室といった暖房設備も整わない避難所で心落ち着かない夜を過ごされている方々の映像を見るにつけ、自分の無力さをただただ痛感することしかできませんでした。

そんな春になるとも思わずに『REALLY SPRING』と題して企画した、絵本「はるがきた」(文:ジーン・ジオン、絵:マーガレット・ブロイ・グレアム、訳:こみやゆう)の発売記念イベント。震災の2日後に予定されていた「おたのしみ会」は中止となりましたが、絵本「はるがきた」はその内容に感銘し、被災地の子ども達に届けたいと各ボランティア団体や施設に送られた方が後を絶たなかったと聞きました。

今日もまだ朝晩はとても寒いですが、もうすぐ本当の春がやってきます。
あれから3年が過ぎても被災地にはまだ本当の春はやってきていないかもしれません。自分の無力さは相変わらずですが、毎年こうやってあの日のことを思い出し、被災した全ての方に本当の春が来ることを祈らずにはいられません。
録画しておいた「三匹のおっさん」第7話を見て、内容的にかなりグッと来るも、万引き常習犯に狙われた本屋の店主が中学生相手に説明していた本屋の利益率についての説明が切なすぎて身につまされた。アメリカ法人の倉庫が本を直接ユーザーに送り届ける時代になり、小売店はどうしたって勝ち目は薄い。
しかし、今日はどういう訳だか絵本がよく売れた一日だった。専門書店ではないので小さな売場だが、50年も家庭文庫を続けているという方に選書を褒められたり、2才のお子さんへの誕生日プレゼントの絵本選びをお手伝いしたり、町の小売店を続ける意義をちょっと噛み締めた一日だった。
e0201486_1331278.jpg
もう元旦も終わろうとしておりますが、あけましておめでとうございます。
朝と昼とお雑煮を2杯食べて、Facebookで知人に教えてもらった國権の午ボトルを昼から飲んで、夕方から実家で妹家族と共に飲んだり食べたり遊んだりして、「お正月っていいねぇ」と口々に言いながら楽しくだらだら過ごしました。
ちなみに年賀状はまだ1枚も書いていません。
こんな私ですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
e0201486_1443075.jpg
おかげさまで本日12月5日、curiousは開店5周年を迎えました。オープンした2008年から2年間は無我夢中でした。3年目に突入して3カ月経った時に震災が起き、続けていくことの不安を抱え、毎日のように店を閉めることを考えていました。
そんな毎日の中で、「キュリアスさんが開いていてよかった」というお客様の声に励まされながらも4年目の2012年は辛い一年間でしたが、木の玩具を扱うプロとしての自覚を養おうと10月からおもちゃコンサルタント養成講座の受講をスタートし、昨年5月におもちゃコーディネーター®(by 子どもと育ち総合研究所)、6月におもちゃコンサルタント(by 日本グッド・トイ委員会)の資格を取得してからは数々の出会いがあり、「まずは5周年まで続けてみよう」という意欲と刺激をたくさんもらいました。

今日は遠く離れて住んでいる妹や、覚えていてくれた友人から頂いたプレゼントは、ほっこりさせられるものばかり。あぁ、ありがたや。

2才ぐらいのころよくお母さんと一緒に来ていた女の子が久々にお店にきて、5才ぐらいになっていてすっかりお姉さんになっていてビックリ。
オープンの頃赤ちゃんを抱っこしていたお母さんも、すっかり電動自転車にお子さんを乗せてご来店されるように。
そして小学4年生だった息子も中3に。
2008年のことを思い出すと、あっという間と言うより遠い昔のような感じがします。

いつも応援してくださっている皆様、どうもありがとうございます。
まだまだ課題だらけですが、一歩一歩頑張ります。
by curious_fumiko | 2013-12-05 21:17 | お店のこと
e0201486_2174791.jpg
e0201486_22515414.jpge0201486_2251237.jpg
お店を臨時休業させていただいて、としくらえみさんのワークショップへ。
四谷第四小学校の校舎(昭和11年竣工の鉄筋コンクリート建築)を利用して2008年に生まれた四谷ひろばの一角を占めるCCAAアートプラザの図工室で、無心に色を塗り、折紙を切ったり貼ったり折ったりしているうちに、ふと懐かしい感覚が込み上げた。
折り紙が得意だった幼稚園時代。楽しくて仕方なかった小学校の図工の時間。それに対して中学校の美術で絵を描くことは嫌で仕方なかった。白い画用紙を埋めるのが苦痛だった。
自分は工作やレタリング、模写などは得意だけれど、自由に絵を描くのは決して上手ではない、と自覚するようになると、絵を描くことにコンプレックスを抱くようになっていた。絵の具をパレットに並べ、筆で絵の具を画用紙に伸ばすことが既に楽しくなくなっていた。
e0201486_0131378.jpg
としくらえみさんに教えていただいたぬらし絵(にじみ絵)は、シュタイナー教育で用いられる技法。以前、シュトックマー社の社長のワークショップでも実演していただいたのでやり方自体は知っていたけれど、実際にやってみたのは初めてのこと。
スポンジで全体を濡らした画用紙に赤・青・黄の3原色の透明水彩絵の具を自由に太い筆で伸ばしてゆく。絵の具を入れた器の中では混色せずに、紙の上で色を混ぜる。何を描く、という目的を持って描いている訳ではないので、色や形が無限に変化してゆくのを楽しんでいると、いつまでも終わりが無い。
子どもの創造性を育むために最適な画材、といったイメージの強かったシュトックマー社の画材で、普通に自分が楽しめるとは正直思っていなかった。商品の特性を理解するために使い方を教わってこよう、ぐらいの気軽な気持ちで参加したワークショップだっただけに(折り紙は大好きなので、新しいレシピを楽しみにしていたけど)、これは自分でも意外な発見で。
今回は実習の時間はなかったけれど、ブロッククレヨン透明水彩絵の具をより気軽にした感じで楽しめる画材、とのこと。今までスティッククレヨンを持つにはまだ早い、お絵かきに興味を持ち始めた小さなお子さんにお薦めしていただけに、大人も楽しめる画材だという認識がなかったので目から鱗。
これから画材との付き合い方を変えたら、自分も子ども達のようにお絵かきを楽しめるかも、と開眼した一日。
e0201486_22513098.jpg

by curious_fumiko | 2013-01-31 00:03 | お店のこと
テレビで売れない芸人のドキュメンタリーをやっていた。
売れない 食えない 笑えない ~年収100万円 芸人物語~』というそのタイトルの「年収100万円」の文字に、ハッとなった。

私って、もしかしたらそれ以下じゃん。

年商こそ、そこそこの金額になるけれど、家賃払って、借入金の返済をして、仕入れの代金を支払ったら、手元に残るお金はほとんどない。
そんな生活をもう3年あまり。やりがいがあるので今さら雇われの身分にはなりたくないけれど、金額で言ったらパートやアルバイトの方が全然上。そんな情けない状況が、開業4年目の個人事業主の現状。
予定では、借入金の返済はあと3年半ぐらい。それまで店を維持できるかどうか、悶々とする日々。

サラリーマン時代は年収800万ぐらい稼いでいたので、旦那を養うぐらいの勢いで日々格闘していたけれど、今は旦那に養ってもらっている。
扶養される、という身分になることが嫌で、会社を辞めても自分が働かないという選択肢はなかった。
でも、結果的に扶養されている状態が、最初は嫌で嫌で仕方なかった。
今はそれにも慣れてきてしまい、それでいいのか?と自問自答する。

そんな中、お店で大切な人へのプレゼントを選ぶ方のお手伝いをさせてもらったり、「アルバイトは募集していないのですか?」とメールをくれる専門学校生や、「こんなお店で働けるんだったら、何かお手伝いさせてもらいたいわぁ」と言ってくれる母親ぐらいの年齢のお客さんに出会ったり、自分が輸入している色鉛筆シャープペンシルハニカムペーパーボールなどのお問い合わせをいただき、「これをずっと探していました」「見つかって嬉しいです」などの声をいただくと、これでも少しは人の役には立っているのかな、と思えるので、私の「年収100万円以下生活」はなんとか続いている。

立春から1月以上経つのに、なかなか春らしい陽気に恵まれず、2月がまだ続いているような不景気の中、落ち込んだり、励まされたり、また落ち込んだり、を繰り返しながら春の到来が待ちわびている。


今、私たちにできること。節電募金
まるで合い言葉のように、誰もが口々にそう言っている。

カートン単位で支援物資を持っている訳ではない個人は、
個々に何かを贈るよりも、お金を贈った方が災害現場の最前線で必要なものを効率的に調達してもらえるはず、というのは理解している。

それでも物資での提供をしたいという人が少なくないのは、
気持ちをお金ではなく物に託したい、という気持ちの現れだろう。

効率と個人的な気持ち(思い入れ)とのバランスを考えたとき、どこに募金すれば自分の気持ちを込められるだろうか、ということを考え始めた。

日本赤十字社に募金すると、都道府県が主体となって構成される義援金配分委員会(赤十字社も構成メンバーの一員)に全額が送金され、同委員会で立てられた配分計画に基づいて、被災者の方々へ届けられるとのこと。
被災地全体のバランスを考えて配分計画を立ててくれると思われるが、個人的には未来を担う子供たちへのケアや支援など、細かい使途が気になる。

日本ユニセフに募金すると、「予期せぬ自然災害などの緊急事態が発生した際、子どもたちを守る活動を迅速に行っています」という主旨のもと、学校再開、子どもたちの心理的ケアのための支援を継続的に行ってくれるとのことだが、「当緊急・復興支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、現在行われている他の緊急・復興支援に活用させていただくことがあります」との断り書きが気になる。

日本ユネスコ協会連盟に募金すると、「当該地の教育委員会、及びユネスコ協会と相談し、被災地の学校に直接義援金としてお渡しします」とのこと。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに募金すると、「被災した子どもたちが被災後の環境に適応できるよう、遊びを通した学びや成長の機会の提供」を目的とした「こどもひろば」(現在、宮城県内に4箇所)の運営を支援することができる。

また、新しい組織では、2009年設立の公益社団法人Civic Forceの「迅速で効果的な支援」を行うための仕組みが気になっている。同団体が提携しているファンドレイジングサイト・JustGiving Japanを利用した寄付は、みんなで励まし合いながら目標を達成して行く一体感が、日本を元気にしてくれるような気がする(早速登録してみた)。

ドラえもん募金は14日から17日までの間に集まった6億円を岩手県、宮城県、福島県にそれぞれ1億円ずつ、日本赤十字社に1億円、NPO法人ジャパン・プラットフォームに2億円という形で第1回の配分を行ったそうだが、募金先は1箇所に決めなければいけないものではない訳で、各団体の特性を見極めた上で、複数の団体に託すのがよさそうな気がしている。


計画停電の影響を受け、首都圏主要百貨店はホワイトデーの今日、軒並み営業時間の短縮や臨時休業を発表している。

伊勢丹
新宿店:午前10時〜午後6時
立川店、松戸店、浦和店、相模原店、府中店 :休業

三越
日本橋三越本店:午前10時〜午後6時
銀座三越:午前10時〜午後6時
新宿三越アルコット、恵比寿三越:午前11時〜午後6時
千葉三越、多摩センター三越:休業

高島屋
東京店:11時〜18時
新宿店、玉川店、玉川高島屋SC、立川店、大宮店、柏高島屋SM:休業
横浜店:10時〜14時30分地下1階・地下2階・1階のみの営業)
港南台店 :11時〜15時
柏店:10時開店〜14時20分T館1階・地下1階・地下2階食料品、及びT館地下2階学校制服、郵便局のみの営業)
高崎店 :10時〜14時30分

小田急百貨店
新宿店、町田店、藤沢店:休業

京王百貨店
新宿店:午後3時閉店
聖蹟桜ヶ丘店:休業

西武百貨店
池袋本店:地下食品フロアのみ午後6時閉店(本館・別館、8階レストラン、本のリブロ、アインズ&トルペは通常営業)
渋谷店:食品館以外は休業、食品館は午後6時閉店

東武百貨店
池袋店:午前10時〜19時 
レストラン街スパイス:10時~21時
パーキング1:休業
パーキング2:9時30分~19時30分
船橋店:10時~13時地下1階食料品売場のみの営業) 
宇都宮店:10時~12時 
大田原店:10時~14時

PARCO
渋谷店、池袋店、調布店、浦和店、ひばりが丘店、新所沢店、千葉店、津田沼店、吉祥寺店:休業
宇都宮店:10時〜15時(予定)

お台場のヴィーナスフォートに至っては、21日(月)までの休館を決定している。

こうした大規模店舗の休業や営業時間短縮の決定の甲斐あってか、現在のところ、第4グループまでの計画停電は見送られ、明るい時間帯の電力はなんとか賄えている模様だ。

こういった状況がしばらくの間続くと予測される中、明日からの自分の店の営業をどうするべきか、ずっと悩んでいる。

キュリアスは暮らしを楽しくする
つくるつかうつどう
サポート&プロデュースします


と標榜しているが、それは基本的な生活が送れていることが前提になってのこと。
玩具や雑貨を売っている場合ではないのでは、というお叱りを受けないか、地元密着の店だけに弱気になってしまう。

しかし、連日のテレビ報道が繰り広げる凄惨な映像により、心を痛めている子供たちに絵本や玩具を届けることができるならば、新年度を控え、学用品を揃えなければと思っているご近所のお母さん方のお役に立てるならば、短縮営業でもひっそりと、明るい時間帯だけでも営業する意味はあるのでは、と思い始めた。

まずは今夕からの計画停電を乗り越えて、明日以降の停電情報に注意しながら、できることをできる範囲で、やってみようと思う。


by curious_fumiko | 2011-03-14 14:53 | お店のこと
生涯で最大規模の地震を経験して、思っていた以上に自分のキャパシティが小さかったことを思い知る。

昨日の夕方から背中を中心とした節々の痛みに、風邪を引いたのかと思って薬を飲んで早く休んだが、熱が上がる様子はなく、ずっと背中の痛みが続く。

背中の痛みや神経痛などについてネットで調べていると、ストレス性のものがあることがわかり、もしかしてそれなのかと思っていたら、香山リカさんのツイートで今日本国民の誰もがPTSDに陥りやすい状況にあるのだと知る。

香山さん曰く、
直接の被災者じゃない人が、自分をPTSDにしないために。まず、食べてからだを休めること。これに尽きます。以前は「不安や恐怖など語って聞いてもらったほうがいい」と言われてましたが、いまはそれは精神医学的に否定されてます。

家族や知人の無事を確認し、安心した今でも、テレビの映像を見ていると、何かしなければと思う自分に対し、何もできない自分への無力さが襲ってくる。
もう、ネットもテレビも全てシャットダウンして、早く寝るべきだと思いながら、情報を求めて、ネットもテレビも消すことができない。

今は温かいお風呂と温かい食事ができることに感謝しつつ、できるだけ節電に務めることが先決。

炊飯器はとても電力を要するので、今日は圧力鍋でごはんを炊いてみた。
慣れないので少し硬めになってしまったけれど、電力需要の集中する18時〜20時を避けて17時前に早めに炊いたため、食べる頃には更に硬くなってしまった。
これを電子レンジで温めるのは本末転倒な気がしたが、後で調べてみると、
炊飯器の保温電力2時間分と、電子レンジの加熱電力では、1分程度なら電子レンジで再加熱する方が消費電力が少ないことが判明。1分半以上加熱が必要になってくると逆転してしまうが、いずれにしてもガスでご飯を炊いたことの意味はあったようなので安心する。

体にいいものを摂取しようと、いつもは買わないレンコンを買ってカレーに入れたり酢漬けを作ってみたり、青森のりんごが特売になっていたのを見て久々にりんごを一袋買ってみたり、土曜日にgenroさんの店先で買った洋傘パン店さんのポルボローネでコーヒーをいただいたり、とにかく今日一日リラックスして過ごしてみたけれど、まだ背中の痛みは取れない。
今、旦那に背中に消炎剤を塗ってもらった。
少し楽になったような気がする。

今日もいつもより早く寝ることにしよう。