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ハタノワタルさんの柿渋クレヨン箱_e0201486_2314596.jpg
京都府綾部市で和紙職人・アーチストとして活動しているハタノワタルさんにお願いして作っていただいた、柿渋を塗った和紙の貼り箱が届きました! 当初はシュトックマーのオリジナルパッケージの色との統一感を考えて空色の貼り箱にしたいと思っていたのですが、ハタノさんのご提案で柿渋を塗った和紙の箱になりました。クレヨンの色が映えてとても素敵♪ 柿渋はこれから使い込んでいくと色が渋くなっていくそうなので、それも楽しみです。
シュトックマーのクレヨン24色は木箱タイプ16色缶8色缶で揃えるしかなかったのですが、木箱タイプは木箱分の価格が高く、16色缶と8色缶だと大きさが揃わないので持ち運びに不便。12色の紙箱タイプもあるにはあるのですが、強度の弱い薄い紙でできた箱なので、何故日本のクレヨンみたいに厚みのあるボール箱にしてくれないんだろう、とずっと不満に思っていたところ、「無かったら作ってもらえばいいんだ♪」と思いつき、憧れのハタノさんにご相談し、いろいろ無理を聞いていただいて実現しました。
せっかく箱は出来上がったのに、現在中身のクレヨンが数色、輸入元で欠品しているので、販売開始は来月の予定です。

# by curious_fumiko | 2014-05-30 00:03 | お店のこと

5月の雨。
このところ夏日が続いていたので、今日のような5月の雨を見ていると、この3年前のあの日のことを思い出します。

3年前の第1回「井のいち」は台風2号が日本列島に上陸するという、観測史上稀な5月の荒天の中、神々しくその第一歩を踏み出しました。

「雨天決行」と打ち出したものの、本当に雨が降るという試練。出店者も半分ぐらい出店を見合わせてしまいましたが、雨の中傘をさして来場してくださったお客様の多さに心から感動したのを思い出します。

YouTubeで見つけたこの映像も、そんなお客様の一人が撮影してくださったもの。今年の「井のいち」でもトリを務めていただいたSTUDIO RHYTHMOONさんには第2回からはステージから下りて観客と一体となったパフォーマンスを披露していただいているので、神楽殿でのステージはとてもレアな映像。雨乞いの逆で「雨よ、これ以上降らないで」と祈りを捧げるような時間で、実際この時間は雨足が弱まっていたのですが、「井のいち」の終了時刻の4時を迎えたとたん、ザーッ!と大雨が降って来たことを覚えています。

第1回「井のいち」の模様は、鉾立 榮一朗さんが書いてくださったブログがとても詳細なので、そちらをご参照ください。

この貴重な体験がきっかけとなり、第2回からは出店者ではなく実行委員として参画、
http://fumiko1968.exblog.jp/18077174/
http://curiousjpn.exblog.jp/15379581/
http://curiousjpn.exblog.jp/17826955/
以来、毎年素晴らしい晴天に恵まれ、一度も雨は降っていません。

「井のいち」実行委員を中心に出店させていただいている、8月第1日曜日に3年前から開催されている「ちゃが馬七夕」も同様で、第1回は雨の洗礼を受けましたが、第2回からは同じく晴天に恵まれています(夕刻になっても残暑が厳しいぐらい!)。
http://nerima.keizai.biz/headline/167/

「井のいち」を開催する度に、「このお祭りは年何回やっているのですか?」と、来場されたお客様に訊ねられますが、「年1回、毎年5月第3日曜日に開催しています」とお伝えしていますが、今年も同じ質問を多々いただきました。知っていたけれど今年初めて来た、というお客様も多く、まだまだ発展途上の感はあるものの、年々良くなって来ていると実感しています。

つい3日前の晴天の一日と、この3年間の5月の一日に思いを馳せる、雨の一日。3日前が雨じゃなくて本当によかったです。


# by curious_fumiko | 2014-05-21 15:12 | ふと思ったこと
波佐見焼のカップ_e0201486_21345758.jpg
右は以前より愛用している、copseさんで買った星耕硝子さんのグラス。もっぱら私の晩酌(焼酎お湯割り)用なのですが、左は母の日に息子が何もくれないであろうことを見越して(案の定その通りだったT_T)ヤンマ産業さんの南田中のショールーム兼オフィス・Eki By Yammaのイベントで一目惚れして衝動買いしたPebble Ceramic Design Studioさんのセラミックカップ。昨日はビールカップに、今日は焼酎お湯割りにと大活躍です。
型染めの要領で一点一点絵付けされているのですが、図案の配置や色の出具合がそれぞれ違うので、ハンドメイド感を楽しむことができると同時に、成形や焼きは半オートメーション的に分業されているため、通常の作家作品よりお手頃な価格で手に入るのは波佐見の町で作られてこそ。
今週末18日(日)の「井のいち」のヤンマ産業さんのブースでも販売されるようなので、是非実物を手に取っていただきたいです(とても軽くて持ちやすいです!)。
ちなみに、私はこれからビール/焼酎お湯割りは左のカップで、各種ロック/ソーダ割は右のグラスで使い分けようと思っています。

# by curious_fumiko | 2014-05-14 00:34 | 買ったもの
「ルドルフ・シュタイナー展 天使の国」_e0201486_16484566.jpg
昨日は「ルドルフ・シュタイナー展 天使の国」の特別講演を聞きに、ワタリウムへ。
講演の前に早めに会場入りしてゆっくり展示を見るつもりが30分ほどしか余裕がなく、どうしようか迷ったところ、入場券は会期中何度でも入場できるパスポート制チケットとのことなので、駆け足で展示を見ることに。
シュタイナー教育の理念に基づいた画材や教材を扱っていながらシュタイナーのことはきちんと勉強したことがなく、今回展示されていた黒板絵のことも初めて知りました。
1919年から亡くなる1925年までの6年の間におよそ1000点の黒板ドローイングが遺されているそうで、その一部が展示されていましたが、その保存状態の良さに驚きました。
シュタイナーがデザインした家具や装飾品、設計した建築物の写真なども興味深く、いつか現物を見に行きたいという思いに駆られました。
映像展示もあり、とても30分では見終えることができなかったので、7月13日(日)までの会期中に再訪したいと思います。
通常は19時までのところ、毎週水曜日は21時まで延長しているそうなので、お仕事帰りにも是非。

# by curious_fumiko | 2014-05-06 16:49 | 見に行ったもの
ネット時代のありがたい出来事_e0201486_057553.jpg
ただいま絶賛模様替え中!

片付けは大の苦手の私。約10年前にこのマンションに引っ越してきたときにはあれこれ夢が膨らんだのに、理想の家具が予算と合わず、なかなか買えずにいるうちに安普請な家具で埋め尽くされ、どんどんやる気を無くしていたのですが、この度海外に拠点を移されることになった阿部 譲之さんに「言い値」で譲っていただいた高さ216×幅290×奥行き30cmの特注本棚が我が家にピッタリ!
それまでは息子が赤ん坊の時に埃をかぶったビデオ類を片付けるために間に合わせで買った4列×4段のチェスト2つがここに置いてありましたが、引き出しは天然木だけれど天板は化粧合板という中途半端なチェストで、趣も何もなく、ずーっと嫌いな家具でした。
阿部さんに譲っていただいた本棚は木工職人さんが誂えた特注品。5cm間隔で棚板の高さが変えられるネジ式のビスが34段も埋め込まれていて、棚板は3回の引越を経て10数年使ってもたわみのない天然木合板。この写真には映っていない、反対側の壁面に3列並んでいるIKEAのBILLYは3年もしないうちに旦那の漫画本の重さでたわんでいるのがなんとも哀れなのですが、本当に頼もしい本棚が我が家にやってきたお陰で、なかなか入らなかった片付けスイッチがオン!
埃をかぶっていても見て見ぬ振りをしていたブルズアイを綺麗にして、棚の中心に置きました。

この棚を譲ってくださった阿部さんとは実は初対面で、twitterで2年前に知り合いました。会ったこともない人に家具を譲ってもらうなんて!と息子は驚いていましたが、阿部さんはあの石岡瑛子さんの助手をされていた方で、2年前に石岡瑛子さんが亡くなられ、その追悼として3年前に放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀」が再放送された時に阿部さんがtwitterで石岡さんのことをつぶやいていたのを見つけたのがきっかけでした。

その後いつだったか、阿部さんのことをfacebookで見つける機会があったので、お友達になっていただいていたという経緯だったのですが、そのおかげで今回のガレージセールを知ることができ、また、私が阿部さんの投稿に書き込んだことがきっかけこのガレージセールが友達にも伝わって、福祉関係の施設に役立てられたという顛末まであり、facebookの「友達の友達」がうまく働いた好例となったようで、自分も友達も阿部さんもハッピーで嬉しく思いました。ネット時代の危ない側面を云々する方も多いですが、自分の興味とアンテナで繋がった人のご縁は、オンラインでもオフラインでも、どちらも得難いものだというのが私の持論です。

# by curious_fumiko | 2014-05-05 01:46 | 日々のいろいろ